キハ37,38
キハ37：製造年1983年
地方線区用の気動車。一般型と通勤型の中間に位置づけられる２扉ロングシート車で、ワンマン運転を考慮して前寄りの客用扉は運転台のすぐ後ろにある。初の直接噴射型エンジンを搭載した車両で燃費の向上を図っている。また、新製コスト削減のため台車は廃車発生品を使用している。国鉄の赤字ローカル線が次々と廃止になった時期の車両であり、一般型気動車の新製は抑制されたため5両の製造に終わった。久留里線、加古川線で使われている。
キハ38：改造初年1986年
キハ35の更新車で、台車や変速機などが種車から再用されているが、エンジンは横型の直接噴射式となっている。３扉ロングシートで当初から冷房付きである。試作的要素が強く、7両の改造に終わった。改造当初は八高線で使われていたが、電化・キハ110系化により久留里線に転じている。
キハ38-1000
キハ38
キハ37
キハ37-1000
