DD51 1000

　製造初年1962年。非電化幹線の無煙化用に製造された。中央に運転室がある凸型の車体で、前後に1100PSのDML61Zを１台ずつ搭載する。中間台車は軸重可変式で、これにより動輪の軸重を14〜15tに変えられる。500番代は蒸気発生装置(SG)あり、重連総括制御可能な区分だが、799に達し800番代と干渉するため1001に番号が飛んでいる。
　北海道から九州まで各地の非電化幹線を中心に活躍したが、電化、ディーゼルカーへの置き換え、貨物の減少により活躍範囲は狭まり、また北海道用は後継のDF200に置き換えられ廃車が進んでいる。
　写真の車両は北海道用(酷寒地用)である。